システム開発・WEB開発ならコンピューターマネージメント株式会社(CMK)
構築するインフラ基盤(AWS EC2、AWS RDS)の台数、IPアドレス、ホスト名、他構築に際して必要となる情報をヒアリングする際のメソッドを確立しました。
以下の作業手順に基づき、どの箇所で作業ミスが起こりやすいか、またお客様内での情報齟齬が発生しそれによる手戻りや再構築が発生しやすくなるかを洗い出し、結果を手順書に記載の上当社要員間で引継ぎ、属人化を防ぎました。
①パラメータシート、お客様へのヒアリング結果によって得た値との整合性を確認
②各種開発環境にて、お客様へのヒアリング結果に応じて設定を行い手順の確認
③AWS上にてCloudFormationを用いてインフラ基盤構築
そのため、再構築や手戻りは発生することなく、当初計画のスケジュール通りに全行程を終えることができました。
オンプレミスで稼働していたホテル基幹業務システムをパブリッククラウドであるAWSに移行することが目的でした。
当社はホテル基幹業務システムのインフラ基盤の移行を担当しました。
当初はお客様にてインフラ移行作業を行っておりましたが、お客様にヒアリングを行ったところ手順・ツールのメンテナンスが行われていなかったこと、またAWSコンソール側のUIの変更等もあり、現行の手順での構築が困難であり想定よりも作業に時間を要することが課題でした。
そのため、再度AWSCLIや今後変更が入る見込みが少ないコマンドラインを中心としたものに手順をリメイクし、当社内でノウハウが一極集中することがないようチームを編成し構築を行いました。
◆お客様側担当者からの信頼
手戻りがないよう多くの納品物を期日前に構築・お客様へ引き渡しを行い、また想定外のエラー等が発生した際は速やかにお客様へエスカレーションを行いました。そのため、お客様からは対応速度と正確性を認められる結果となりました。
◆お客様内における認識齟齬の防止
予め綿密なヒアリングを行っておくことで、お客様内における認識齟齬などを事前に発見し、プロジェクト全体に対する遅延等の影響を最小限に抑えました。
◆作業負荷の軽減
当社による移行作業以前は作業者の負荷が高く、作業ミスが発生し易い環境でしたが、当社にてAWS知見者の体制を整え作業負荷を軽減させたことで作業ミスの根絶に繋がりました。
◆当社ソリューション案件拡大
本案件を通じてお客様からの信頼を得ることができ、AWS環境の構築など新たなお引き合いを頂いております。
今後もお客様の要望に応え、迅速かつ柔軟な対応を行っていく所存です。
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