某独立法人様では、業務・事務の効率化と顧客サービスの向上を目的として、PCを職員一人一台体制とした基幹ネットワークを段階的に導入・整備されておりました。
ところが、基幹システムの賃貸借期間の満了に伴い、より利便性とセキュリティ向上を目指したインフラ環境を再構築するニーズ(課題)がありました。
弊社は、お客様のニーズに応えるべく、セキュリティ上のリスク軽減や、業務運用における効率化を目指し、負荷軽減を方針として取り組みました。

資産管理ソフトウェアについては知見が無い状況から設計・構築をした為、当初は設計に四苦八苦した事もありましたが、お客様への運用について細かくヒアリングを行い、サポートへの問い合わせや検証環境を利用して実際の動作を確認する事で資産管理の考え方、機能についての理解が深まりました。
お客様においても運用についてのヒアリングを重ねる事で負荷軽減につながる運用方法の確立や、セキュリティリスクとして見落としていた事項が可視化され、よりセキュリティが強化されたシステムを構築する事ができました。
ネットワーク機器の設計・構築についても英語マニュアルしか無い中、仮想ネットワーク環境の構築を行い、想定通りの動作をした事で技術的な知見が得られた事、お客様においては職員が利用するネットワーク環境上での信頼性の高い通信環境を提供する事ができ、サービスの可用性を高める事ができました。