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認証サーバはオープンソースのSambaを採用しており、クライアントのWindows 7の管理とユーザの集中管理と認証機能を提供するドメインコントローラーとして構成されていました。
ドメインコントローラーは「NTドメイン」と呼ばれる旧式でサポートが終了したバージョンであったため、最新のドメインコントローラーを実装しているActive Directoryへ機能をバージョンアップする必要がありました。
そのため段階的にSambaをバージョンアップする必要があり、中間サーバを構築してデータ移行を行いました。
その結果、最新版のSambaへバージョンアップするとともに、ユーザへの業務影響もなく移行を完了することに成功しました。
Windows 7のサポート終了(2019年1月)が背景としてあり、後継のWindows 10に移行するにあたり、認証サーバのSambaがWindows 10をサポートしていなかったため、Sambaのバージョンアップが必要でした。また、オンプレミスのハードウェア保守の終了、サーバOS(RHEL)のサポート終了も課題でした。
それらを解決するため、OSとSambaを最新版へバージョンアップしてWindows 10の導入・移行を可能とし、ハードウェアはクラウド環境へ移行することでハードウェアに依存しないサービスを提供しました。
ハードウェアはクラウド環境へ移行し、OSやSambaを最新化してサポートが可能な状態とするとともにWindows 10への移行が可能となりました。クラウド上では監視・障害対応の窓口を開設することでサポートの提供も実現しました。
従来はオンプレミスのためお客様運用であったが、サーバの死活監視からプロセス・リソース監視と、障害検知時の1次対応を24時間365日で提供しています。
障害発生時の能動対応が可能となると同時に、お客様運用負荷軽減に寄与することができました。
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